Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT雑記
2004年1〜6月

■04/06/18 今頃カツオ大漁


春から不漁続きだったカツオが、6月中旬になって急によく釣れるようになりました。16日にワイルドキャットで釣りに行ったときは、切れた網の塊にラジオブイを付けた漂流物があって、その近くで一本釣り漁船が入れ食い。さらにそのまわりをケンケン漁船が密集状態で走り回って、次々と掛けてました。こうなると危なくて近付けませんから、ワイルドキャットは遠くから見てるだけです。ここ数日、いくつかの漂流物が流れてくるたびに大漁が続いています。それも、半端じゃない釣れ方です。だけど、カジキはアタリもかすりもしません。漁船がカツオを入れ食いさせてるまわりを延々走り回ってもぜんぜんです。いったいどうなってるんでしょうねえ。もしかしたら、今シーズンのカジキは外れか!?

■04/06/12 黒潮の流路が激変しました

潮岬の沖をかすめて東へ流れてた黒潮の流路が6月に入ってから激変し、四国のはるか沖から熊野灘沿いに入ってくるような感じで流れるようになりました。カツオが釣れるエリアも急にかわって、三輪崎から東沖へ出ていった方がよくなってます。ソウダガツオなども多くなって、漁船がカジキをバラしたりしてます。この状態が続いてくれたら、カジキが近くで釣れそうなんですけど、いつまた急にかわるかわかりません。これって、黒潮の大蛇行が近いんでしょうか。どっちにしても、この先何が起こるかわかりませんから、釣れる間に釣っておかないといけないようです。

■04/05/28 ガシラ釣りに行ってきました

カツオがあんまり釣れないので、カワカミマリンの川上さんに連れてもらってガシラ釣りに行ってきました。港のすぐ前の水深10mぐらいの所にアンカーを打って、25号オモリの胴付き2本バリ仕掛けで狙います。エサはカツオ釣りのときに外道で釣れたソウダガツオの腹身の短冊切りです。18〜25cmぐらいのが2人で3時間ほどで30尾ぐらい釣れました。それと30〜40cm弱ぐらいのアカハタが2尾です。ガシラは毎年ゴールデンウィーク頃から釣れ始めて、全部釣り切ったら終わりだそうです。

■04/05/06 たいへんなゴールデンウィークでした

今年のゴールデンウィークは天気予報が外れまくりましたね。おまけに魚もぜんぜん釣れませんでした。ワイルドキャットで釣りに出た29日と1日はアタリもなしのまるボーズ。その後、2日はベタナギの予報だったから午前3時に起きて港へ行ったのに波が高くて釣りに出らず。3日は荒れる予報だったから釣りに行かなかったらベタナギ。やっと予報が当たった4日は大荒れでした。

三輪崎漁港はなんとか天気がよくなった3日だけ大勢の人が遊びに来ていました。港の奥のカワカミマリンの前やスロープまで駐車場がかりになって大入り満員です。アジ釣りだかコッパグレ釣りだかよくわからない釣りをしてる人が大勢いたんですけど、あんまり釣れてないようでした。ボート釣りも釣れてたのは湾内のキスぐらいで、沖はあまりよくなかったみたいですね。3日が大荒れになったから、街から遊びに来てた人も早めに帰っちゃったみたいで、いまいち盛り上がりに欠けるゴールデンウィークでした。

■04/04/13 アメリカで本物のワイルドキャットに会ってきました

3月29日から4月9日までアメリカへ行ってきました。何をしに行ったかと言うと、アーカンソー州ビーバーレイクで開催されたバストーナメントの観戦と、ミズーリ州スプリングフィールドにあるバスプロショップの本店で買い物をしたのと、カリフォルニアでも2泊してワイルドキャットの装備をいつも通販で取り寄せてるウエストマリンのお店にも行ったり吉野屋の牛丼を食べたりしてきました。その道中、シカゴ空港にあったのが第2次世界大戦初期のアメリカ海軍の戦闘機、グラマンF4-Fワイルドキャットの実物です。ご当地出身のフライングエースがいるみたいで、その人の肖像とか功績とかの展示もいろいろありました。バスプロショップの博物館にはボブキャットがいました。生きてる本物のワイルドキャットなんですけど、大型のイエネコみたいで、なんかかわいいですね。(ボブキャットの顔のアップの写真はこちらにあります。アメリカのレポートはこちらをごらんください)

■04/03/15 カツオとクジラで春が来た!!

3月14日の三輪崎漁港のセリは今年初めてカツオがたくさん並んでました。大きいのは1kg2000円以上、小さいのでも1kg1000円以上してます。まだたくさん釣れてないから、高いですね。漁船は釣ってるんですけど、カツオは簡単に食ってくれません。13日と14日に2日連続で30マイル以上沖まで釣りに行ったんですけど、13日はカツオを2尾だけ、14日は小さなシイラが1尾釣れただけでカツオはボーズでした。煮干しにするぐらいの小さなイワシを食ってるようで、大きなルアーには見向きもしません。ナブラの横を通っても、ぜんぜん食ってきません。あわよくばビンナガマグロも釣ってやろうと、中途半端に大きなルアーを使ってるのがよくないみたいです。これからはカツオをメインにした方がよさそうですね。14日はマッコウクジラに出会いました。潮を吹きながらのんびりと泳いでるのに20〜30mぐらいの所まで接近できました。こんなに近寄れたのは初めてです。潮岬沖でカツオが釣れだすのも、クジラが見られるようになるのも春が来た証拠です。

■04/03/09 ヒジキ漁が始まりました

三輪崎漁港へ行ったら、駐車場がヒジキ干し場になってました。3月8日がヒジキの解禁で、みんなで港の周辺の磯へヒジキ採りに行ってるんだそうです。おばあちゃんの海女さんがウエットスーツでがんばってました。若くても50代、上は70代か80代か何歳かわからないぐらいのおばあちゃんでも、ヒジキ採りと貝獲りは現役です。三輪崎のヒジキ漁は数日で終わってしまうんですけど、地のヒジキは太くて柔らかくてとてもおいしいと川上さんが言ってました。

■04/02/25 初ガツオをキャッチしました

三度目の正直で釣ってきました。今年の初ガツオです。場所は三輪崎漁港から南へ40マイル沖です。初めのうちはもっと手前の30マイル沖あたりでやってたんですけど、何のアタリもありません。無線を聞いてたら、さらに10マイルぐらい沖でカツオやビンナガマグロが釣れた釣れたと言ってます。こうなったら行くしかないと、船を南へ向けて3〜4マイル行った所で最初にきたのが8kgのビンナガマグロでした。それから1時間ぐらいの間に3.8kgのカツオを1尾と同サイズのビンナガをもう1尾釣って、とっとと帰ってきました。カツオが釣れた場所まで普通に走って片道約3時間かかります。漁師のおっちゃんは午前3時頃に出港して、夜が明ける午前6時頃から釣り始めて、お昼前まで釣りをして午後3時のセリに間に合うように帰って来るか、あるいは午後3時頃まで釣りをして夕方頃帰港して翌朝のセリに魚を出すかです。どっちにしても翌日も天気がよかったら、また午前3時頃には漁に出ていきます。本当にたいへんな仕事ですね。

■04/01/26 尾鷲まで遊びに行ってきました

風が強くて寒〜い1日、ワイルドキャットで尾鷲まで遊びに行ってきました。三輪崎漁港を出るときは北西の風が強くて手がかじかむぐらい寒かったんですけど、尾鷲に着いたら風がそよそよと吹いてるだけのベタナギ。風裏の日向にいたら、寒さもぜんぜんましです。三輪崎から尾鷲までは車で1時間ちょっと、ボートで走って2時間半ぐらいなんですけど、えらい違うもんですね。だけど、尾鷲湾へ入るときに沖から眺めた景色は、遠くの山のてっぺんが雪で白くなってて、どこか北国の港へ入っていくような気がして、へんな感じでしたよ。

■04/01/08 WILD CAT上架中です

ひさしぶりにWILD CATを上架して現在整備中です。昨年10月から三輪崎漁港の工事でぜんぜん釣りに行ってなかったので、船底にひどい汚れが付いてました。それを高圧の水を吹き付けてきれいに落として、船底塗料を塗ります。キャプテンがするんじゃなくて、カワカミマリンの川上さんの仕事です。整備は4、5日で終わる予定です。その後、来週は尾鷲へ2、3日回航してジギングで遊んでこようと思ってます。

■04/01/01 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。今年もがんばって釣りに出ますので、よろしくお付き合いください。お正月といえば鯛の塩焼きですね。12月30日にカワカミマリンの川上さんに連れてもらってタイ釣りに出ました。マダイではなくて、キダイ釣りです。三輪崎沖では秋から冬の初めにかけて掌大から30cmぐらいまでのキダイが釣れます。水深100m前後の所で電動リールを使って、テンビン仕掛けにオキアミのサシエ、マキエなしで釣ります。シーアンカーを使った流し釣りですから、エンジンを止めて船を流しっぱなしで、のんびり釣れるのがいいんですよね。熊野の沖まで行けば多いときはクーラー一杯釣れるんですけど、三輪崎のすぐ沖でも1人10〜20尾ぐらいだったら簡単に釣れます。それに30〜40cmぐらいのアマダイがまじるのが楽しみで、お正月休みの楽しみにマイボートで釣るファンが多いんですよ。30日は2時間ほどの間に2人でキダイが15尾ほどとアマダイ1尾の釣果でした。そのうちワイルドキャットで釣りに行きたいと思ってるんですけど、そのためには船釣り用の竿と電動リール、シーアンカーをそろえないといけませんね。

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