Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2003年4月

■03/04/29 またまたノーストライク。クジラとウミガメが見えただけ

沼田君と一緒に午前5時出港。南沖へ向かう。港の前の水温17.1度。午前5時15分、梶取崎沖3マイル。水温18.7度。午前5時40分、北緯33度27.5分、東経136度03分で釣り開始。水温19.2度。南へ進むにつれて次第に水温が下がり19.0度に下がって潮目を通過。その後は南下しても水温がかわらず18.9〜19.0度を維持。ほとんど流れがなく、潮色もよくない。午前7時30分、北緯33度15分、東経136度04.8分から北へ。水温19.0度。午前9時10分、北緯33度26.3分、東経136度06.3分でカツオがジャンプしてるのが見えたが釣れず。水温19.1度。北西へ向かう。午前9時20分、北緯33度27.5分、東経136度06分でトリヤマを発見するがストライクなし。水温19.2度。午前9時40分、北緯33度29分、東経135度05.2分でふたたびカツオが飛んでるのが見えたが釣れず。水温19.2度。午前9時45分、北緯33度29分、東経136度04.5分から西へ。水温19.3度。船速7.2ノット。午前10時5分、北緯33度29分、東経136度02分から北東へ。水温19.3度。しばらく進むとウミガメが泳いでるのが見える。午前10時55分、太地沖水中魚礁を通過。水温19.5度。午前11時20分、北緯33度33.5分、東経136度08分から港方向へ変針。水温19.6度。午前11時45分、北緯33度37.4分、東経136度05.5分でマッコウクジラを発見。しばらく潮を吹きながら泳いでいたが、200mぐらいまで近付いた所で尻尾を水面から高く上げて潜ってしまった。水温19.7度。そのまま港の約5マイル沖まで走り、午後0時、北緯33度38.5分、東経136度04分で釣り終了。水温19.6度。港の前に戻ると水温が19.5度もあった。午後0時20分帰港。潮岬沖から太地沖水中魚礁を経て宇久井沖まで走ったが、ウミガメとクジラが見えただけで何のストライクもなかった。沖の潮色も最悪で、4月18日と同様よくない潮が入ってきてるのかもしれない。智丸に電話して聞いたら、すさみの漁船も室戸岬近くまで釣りに行ってるとのこと。夜半から南の風が強くなるという予報が出てるので、荒れ後の潮がわりに期待したい。

■03/04/22 大荒れで1時間釣りをしただけ。何も釣れず

石塚さん、小田さん、蒲生さんと一緒に午前5時出港。南沖へ向かう。港の前の水温15.8度。北寄りの風がやや強く、2mぐらいの波がある。午前6時30分、梶取崎の東沖3マイル。水温16.3度。午前6時、北緯33度26分、東経136度01.5分で釣り開始。水温15.9度。すぐに水温が上昇し始める。風が北東にかわり、黒潮の潮筋に入ると同時に大荒れになる。波高2〜2.5m。左舷から追い波を受けながら南東へ向かう。南下するにつれて水温がどんどん上昇する。午前6時20分、北緯33度25分、東経136度02.5分。水温20.0度。さらに風が強くなり、波高2.5〜3mになる。右舷から追い波を受けながら南西へ向かう。午前6時40分、北緯33度24分、東経136度02分から北へ。水温20.6度。向かい波でピッチングが激しくなる。北東の風がさらに強くなり、ラインが度々からむ。午前7時10分、北緯33度27.5分、東経136度03分で黒潮の潮筋を抜けたる。水温が15.9度まで下がる。午前7時20分、北緯33度29分、東経136度03分。波がややましになった所で釣り終了。午前8時30分帰港。波が高く、1時間ちょっとしか釣りはできなかったが、潮が戻って来ていて、黒潮の中は水温が20度以上あり潮色もよかった。早く帰った漁船も多かったが、がんばった漁船は27kgのキハダマグロを釣って来ていた。粘れば釣れたのかもしれないが、予報よりも荒れ方がひど過ぎた。30分でも1時間でも早く出港していれば、もしかしたら釣れたかも……。

■03/04/18 カツオは黒潮とともに去りぬ

午前5時15分出港。南東沖へ向かう。港の前の水温14.5度。間もなく16.8度に上昇。その後、なかなか水温が上がらず、8マイル沖で17.8度、12マイル沖で17.0度。晴れているが南西の風が強く、沖へ向かうにつれ1.5mぐらいの波になってくる。午前6時10分、北緯33度31.3分、東経136度13分で釣り開始。水温18.1度。漁船が1隻だけ見える。午前6時50分北緯33度28.3分、東経136度7分から南へ。水温18.1度。午前7時、北緯33度27分、東経136度16.5分に潮目があり流れ藻がたくさん浮いている。水温が17.8度から18.1度に上昇。午前8時30分、北緯33度18分、東経136度14.5分から西へ。水温18.3度。船速が4.8ノットに落ちる。午前8時50分、北緯33度18分、東経136度12分から南西へ。水温18.4度。午前9時5分、北緯33度17分、東経136度11分。水温18.3度。午前10時、北緯33度14分、東経136度06.5分から北西へ。水温18.4度。午前10時50分、北緯33度18分、東経136度02.5分で水温が18.1度に下がる。午前10時55分、北緯33度18.5分、東経136度02分から北へ。水温17.2度。午前11時15分、北緯33度20.5分、東経136度02分。水温18.2度。正午、北緯33度26分、東経136度01分で潮筋を抜けた所で釣り終了。水温17.6度。午後1時15分帰港。どこまで走っても水温が18度台から上がらず、潮色も悪く、アタリもなしのまるボーズ。漁船も早くから帰港していた。すさみの智丸に電話で聞いたら、近くに潮がないので室戸岬近くの大正のタナ付近まで行って操業してたとのこと。黒潮が大きく変化してるんだったら、しばらくの間はよくないかと思っていたら、翌19日に智丸は約14マイル沖でマカジキのストライクが3回あって、すべてフックアップしなかったとのこと。潮の判断は本当に難しい。

■03/04/17 なんとかカツオを2尾キャッチ。潮がおかしいぞ!?

亀井さんと一緒に午前4時40分出港。南沖170度方向へ。港の前の水温15.2度。間もなくいったん14.7度に下がり、しばらく行くと15.3度に上昇。午前5時5分、勝浦沖で水温が17.1度に上昇。その後、15.2度まで下がってから、ふたたび16.2度に上昇。複雑な変化を見せる。午前5時25分、梶取崎の南東沖5マイル、北緯33度31.5分、東経136度02.5分で水温が17.6度に上昇。しばらく行くとさらに18.5度に上昇する。午前5時25分、家事野崎の東沖10マイル、北緯33度27分、東経136度03.5分で釣り開始。水温はやや下がって18.0度。南へ進むうちに漁船がちらほら見え始める。午前6時10分、北緯33度24分、東経136度04.3分で水温が18.6度に上昇。午前6時25分、北緯33度22分、東経136度04分で水温がさらに19.1度に上昇。午前6時35分、北緯33度21分、東経136度04.4分でトリヤマを発見するがストライクなし。水温19.5度。午前6時45分、北緯33度20.5分、東経136度04.5分で速い潮流の中に入る。水温が19.8度から20.0度に上昇。午前7時10分、北緯33度18分、東経136度05.5分。水温20.6度。西へ向かうと船速が4.5ノットに落ちる。すぐに北へ向かう。午前7時40分、北緯33度21.4分、東経136度04.6分でセンターの岸漁具製10mmヘッドとロングコーナーのニューコナジグ12mmにダブルストライクで4kg級のカツオが釣れる。水温19.1度。西へ向かうとすぐに18.8度に下がる。しばらく付近を走り回ったがストライクなし。潮目に流木とゴミが浮いている。水温19.2度。午前9時、北へ向かう。午前9時10分、北緯33度24.4分、東経136度04.4分でナブラを発見するがストライクなし。水温18.5度。南へ向かう。午前9時40分、北緯33度23分、東経136度04.4分でふたたびナブラを発見。何回も接近するがストライクなし。水温18.6度。午前10時30分、北緯33度18分、東経136度05.5分に潮目。水温が19.0度に上昇。北東へ向かうと船速が9ノットに上昇する。間もなく水温が19.8度に上昇。午前11時、北緯33度20分、東経136度09分でトリヤマを発見。カツオがジャンプしてるのも見えるがストライクせず。水温20.2度。北へ向かう。午前11時15分、北緯33度22分、東経136度10分。水温が19.9度から20.4度に上昇。正午、北緯33度29分、東経136度10分から北西へ向かい太地沖水中魚礁を目指す。水温19.8度。午後0時25分、北緯33度30分、東経136度09分に潮目があり水温が19.2度に下がる。しばらく行くと赤潮の塊を発見。潮目と平行して帯状に転々と連なっている。午後0時40分、太地沖水中魚礁を通過。水温18.4度。午後0時50分釣り終了。午後1時30分帰港。なんとかカツオが2尾釣れたが、沖の潮色が悪く、潮流の状態もおかしい。漁船もあまり釣れてなかったもよう。潮がかわりかけてるのかもしれない。

■03/04/11 大荒れの中13kgのキハダマグロをキャッチ

カワカミマリンの川上さんと一緒に午前4時30分出港。南沖へ向かう。港の前の水温15.4度。北西の風がやや強く、1.5mぐらいの波がある。天候は今にも雨が降りだしそうな曇り空。午前5時40分、樫野崎の東沖約5マイル。水温16.7度。午前6時00分、北緯33度23分で水温が18.1度に上昇し、その後かわらず。午前6時20分、北緯33度18.5分、東経135度58分で漁船が見え始める。水温18.0度。午前6時30分、北緯33度17.5分、東経135度58.5分で釣り開始。水温18.3度。しばらく南下すると20.2度まで上昇。北西の風が強くなり、波が2〜3mぐらいに高くなってくる。午前6時45分、北緯33度17.5分、東経135度59分でショートリガーの岸漁具製12mm白丁貝ヘッドとセンターの同10mmヘッド、ロングコーナーのニューコナジグ12mmにトリプルで55〜60cmのシイラがきた。水温19.8度。午前7時10分、北緯33度18.3分、東経135度59.6分で両サイド2番にダブルストライクで3kgクラスのカツオが釣れる。水温19.9度。しばらく付近を走り回るうち、風が東から南東にかわって大荒れになってきたので午前7時20分、北へ向かう。午前7時30分、北緯33度20.5分、東経135度00分でカツオダブル。水温18.1度。付近を走り回るうち、午前7時40分にふたたびカツオがダブルで釣れた。いずれも両サイド2番とセンター。午前7時45分、北緯33度21分、東経136度00分で左潜行板にストライクがきて2kg級のカツオが釣れる。水温18.1度。北へ向かう。午前8時、北緯33度22.5分、東経136度00分でトリヤマを発見。しばらく追いかけるうち、両サイド2番とセンターにカツオがトリプルできたが、センターはバラして2尾キャッチ。水温18.1度。午前8時30分、北緯33度26分、東経136度00分でロングリガーの岸漁具製20mm白丁貝ヘッドとショートリガーにダブルストライクがきたが、ショートリガーの方はすぐにフックアウト。ロングリガーの方は強い引きで、慎重に寄せながら他のタックルを片付ける。左の潜行板を上げたら、これもリーダを切られていた。船を止めて慎重にファイト。7〜8分で上がってきたのは13kgのキハダマグロだった。無事ランディングをすませ、タックルを片付けて午前8時50分、釣り終了。港へ向かって走り始めると、間もなく北緯33度27分で水温が16.8度に下がる。北へ向かうにつれて波が穏やかになり、港近くでは16ノットぐらいで走れる状態で午前10時10分帰港。普通だったら帰港するぐらいの大荒れだったが、川上さんが同乗してくれてたので意地になって釣りをしてカツオ9尾とキハダマグロをキャッチすることができた。10kgオーバーのマグロはこれが初めて。2月26日のビンナガマグロに続き、釣りに出続けていればどこかで当たるということか。

■03/04/10 カツオ4尾+クジラウオッチング

前週も三輪崎へ来ていたが荒れ続きで釣りに出ることができなかった。3月29日以来約2週間ぶりに午前4時45分出港。南東沖へ向かう。港の前の水温15.4度。午前5時15分、5マイル沖で16.2度に上昇。午前5時30分、太地沖水中魚礁を通過。水温16.1度。まもなく16.9度に上昇。午前5時50分、北緯33度29分、136度09.5分で水温が17.2度に上昇。午前5時55分、北緯33度28.4分、東経136度10分で漁船が見え始める。水温17.5度。釣り開始。午前6時00分、北緯33度28分、東経136度10.5分で水温が18.0度から18.4度に上昇。午前6時10分、北緯33度27分、東経136度11.5分から南へ。水温18.4度。午前6時20分、北緯33度26.5分、東経136度11分でショートリガーの岸漁具製12mm白丁貝ヘッドにストライクがきたが、すぐにフックアウト。水温18.7度。東へ向かうと水温が次第に上昇。午前6時35分、北緯33度26.5分、東経136度13分から西へ。水温19.2度。午前6時55分、北緯33度27分、東経136度11分から南西へ。水温18.1度。午前7時25分、北緯33度25分、東経136度09.5分から東へ。水温18.2度。午前7時35分、北緯33度25分、東経136度11分でショートリガーにストライクがきて4kgぐらいのカツオを船べりまで寄せてきたがフックが外れてバラシ。水温18.7度。午前7時50分、北緯33度25分、東経136度12.5分から西へ。水温19.0度。午前8時00分、北緯33度12分、東経136度25分から南西へ。水温18.7度。船速が5ノットに落ちる。午前8時10分、北緯33度24.5分、東経136度11分でセンターの岸漁具製10mmヘッドとロングコーナーのニューコナジグ12mmにダブルストライクで4kgクラスのカツオが釣れる。水温18.7度。午前8時30分、北緯33度23.5分、東経136度10分から北東へ。水温18.7度。船速が8.3ノットに上昇。午前9時10分、北緯33度28分、東経136度14分から南西へ。水温18.7度。午前10時20分、北緯33度23.5分、東経136度10分から西へ。水温18.7度。午前10時25分、北緯33度23.5分、東経136度09分でセンターとロングコーナーにダブルストライクで1.5〜2kgのカツオが釣れる。水温19.0度。午前11時00分、北緯33度24.5分、東経136度05.5分から北西へ。水温18.7度。午前11時10分、北緯33度25分、東経136度03分から西へ。水温18.5度。午前11時30分、北緯33度25.5分、東経136度03分から北へ。水温18.3度。船速8ノット。午前11時45分、北緯33度27.5分、東経136度03分で全長10mぐらいのマッコウクジラが泳いでいるのを発見。ゆっくりと近付いて行って写真を撮る。水温17.2度。午前11時50分、北緯33度28分、東経136度03分に潮目があり水温が17.0度に下がる。正午、北緯33度29.5分、東経136度03分で釣り終了。水温16.7度。間もなく16.5度に下がる。午後1時00分帰港。この日はあまり釣れなかったのか、早く帰ってる漁船が多かった。

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