Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2002年8月後半

■02/08/27 阿田和沖でカマスサワラ1mをキャッチ。ジギングも有望

山岸さんと一緒に午前6時出港。東沖へ向かう。港の前の水温26.0度。午前6時10分、港から約1マイル沖でトローリング開始。水温26.2度。潮色良好。曇り空で北東からの弱い風、東から台風15号のうねりが来ている。うねりの高さは2m前後。しばらく走るうちに水温が25.8度に下がり、ふたたびゆっくりと上昇し始める。午前7時6マイル沖の潮目を越えると水温が26.4度から26.1度に下がる。午前7時10分、7マイル沖から北西へ。水温25.8度。捕鯨船に出合う。午前7時25分、6マイル沖から北へ。水温26.0度。午前7時50分、鵜殿の東沖4.5マイルから潮目伝いに北へ。水温26.0度。午前8時15分、阿田和沖3.8マイルから西へ向かい大敷網を目指す。水温26.2度。午前8時35分、阿田和沖大敷網のマーカー付近でセンターのOKUヘッド20mmにストライクがきて1mのカマスサワラが釣れた。水温26.3度。大敷網の南側の二つのマーカーの周囲を走り回るうち、ロングコーナーのサザンクロス40mmにストライクがきてアウトリガーのコードがずれたがフックアップせず。午前9時からジギングを開始。沖側のマーカーは魚の反応なし。岸側のマーカーへ移動して釣りを開始すると、すぐにリーダーブレイク。カマスサワラがいるらしい。新しいメタルジグをセットしてジギングを続けると、もう一度アタリがあったがフックアップせず。岸側のマーカー周辺の26.4度。午前9時30分、ふたたびトローリング開始。ロングコーナーにはバイブレーションをセットしたが、大敷網周辺ではその後ストライクなし。午前10時45分、大敷網周辺を離れて水深50mラインの潮目伝いに南西へ。水温26.3度。台風から来てるうねりが次第に大きくなってくる。午前10時10分、鵜殿の東沖3マイルの潮目でトリヤマを発見。魚探に魚の大きな群れが何回も映る。水温26.4度。付近を走り回るがストライクなし。午前10時15分、トリヤマを離れて潮目伝いに南西へ。午前10時30分、鵜殿沖2マイルの潮目付近にたくさんの鳥が飛んでいたがストライクなし。台風のうねりが大きくなり、鵜殿港の防波堤に大きな波しぶきが上がっているのが見える。午前10時50分、鵜殿の南東沖2.5マイルで釣り終了。午前11時10分帰港。台風のうねりは、港へ走って帰るときには波高3m前後になっていた。港の前は大荒れだったが、入港するのに問題はなかった。阿田和の大敷網にはカマスサワラだけでなく、2日続けて20〜30kgのバショウカジキが入ってるとのこと。バショウカジキやカマスサワラを釣ることを真剣に考えた方がいいかも。台風15号の影響でうねりが大きくなってきてるので、また2、3日は釣りに出られそうもない。

■02/08/25 阿田和沖でシイラ入れ食い。117cmのカマスサワラも

宮島康彦さん、柏工洋一さんと一緒に午前6時25分出港。東沖へ向かう。曇り空で風はほとんどなくベタナギ。港の前の水温25.4度。午前6時45分、港から3マイル沖でトローリング開始。水温25.5度。しばらく走ると水温が25.3度に下がる。午前6時55分、4.7マイル沖の潮目を越えると水温が25.1度から26.0度に上昇。午前7時5分、6マイル沖に強い潮目を発見。潮目の沖側に出ると水温が25.7度に下がる。潮目の近くにトリヤマを発見。付近を走り回るがストライクなし。午前7時25分、潮目伝いに北へ。水温25.8〜25.9度。北向きに走ると船速が8.5ノットから9ノットに上昇。午前7時55分、鵜殿の東沖5マイル。潮目でマンタがジャンプしてるのが見える。水温25.8度。午前8時20分、阿田和の東沖4マイルから潮目伝いに南へ向かう。水温25.9度。潮目の沖側の水温25.6度。岸側の水温25.8〜26.0度。南向きに走ると船速が8ノットに落ちる。潮が南から北へ向かって約0.5ノットで流れてるらしい。午前8時50分、鵜殿の東沖6マイルから北へ。水温25.9度。宮島君が錦の宗丸に電話したら、阿田和の大敷網付近にいるとのことで、すぐに潮目伝いから大敷網方向へ変針する。午前9時10分、阿田和沖大敷網。水温25.7〜25.8度。潮色良好。シイラの大群とたくさんのトビウオが飛んでいるのが見える。宗丸は岸近くのマーカー付近でジギングをしてカマスサワラを何尾も釣ったとのこと。岸に近付くにつれて水温が上昇し26.4〜26.6度になる。岸寄りの潮色きわめて良好。すぐにサワラ狙いのバイブレーションをセットし、大敷網の周辺を走ってみたがストライクなし。午前9時30分、大敷網を離れ南東沖へ向かう。午前9時35分、阿田和沖3.5マイル。水温26.5度。午前9時55分、阿田和沖4.7マイルの潮目から西へ変針、鵜殿方向へ。水温26.3度。午前10時10分、鵜殿の東沖4マイルから北東へ。水温26.6度。潮色良好。午前10時20分、鵜殿沖4.5マイルでトップリガーの宮島ルアーにストライクがあり117cm、10.8kgのカマスサワラが釣れた。水温26.6度。午前10時35分、阿田和の東沖4.8マイルで50〜70cmのシイラがダブルストライク。ランディング中にバイブレーションにもストライクがきた。水温26.5度。午前10時45分、阿田和の東沖5.2マイルから南西へ。水温26.7度。午前10時55分、阿田和沖4.5マイル付近に水鳥の群れがいたので近くを走っていると、電柱ぐらいある流木を発見。付近を走り回るとシイラのストライクが次々とくるが、ルアーが大き過ぎてなかなかフックアップしない。30ポンドタックルにニューコナジグ12mmをセットしたら、60〜80cmのシイラが入れ食いになる。小型のシイラがトビウオを追っているのが見える。流木は南からの潮に乗って約0.5ノットで北へ移動。午前11時50分、阿田和の東沖やや北寄り4.5マイル。水温27.1度。依然としてシイラはどんどん釣れる状態。6尾キャッチして、あとはリリース。バラシも多数。次第に潮が速くなり、北へ走ると9.3ノット、南へ走ると7.5ノットに船速が変化する。午後0時30分、流木を離れて潮目伝いに南西へ。午後1時5分、鵜殿の東沖4.6マイル。水温26.9度。水深200〜300mライン伝いに港の沖へ。午後1時50分、港の2マイル沖で釣り終了。午後2時5分帰港。鵜殿沖の潮の状態は非常によく、シイラは入れ食いだったが、カジキのストライクはなかった。海の状態はよくなりつつある。あとはカジキが回ってくるのを待しかないか。

■02/08/22 下野正希プロの雑誌取材はシイラだけ。フグをすくう

下野正希プロの雑誌取材。下野さん、取材スタッフ2人と一緒に午前6時5分出港。東沖へ向かいNo.6パヤオを目指す。港の前の水温25.5度。間もなく26.0度まで上昇し、さらに沖へ進むと25.8度に下がる。午前7時5分、港から14マイル沖でトローリング開始。水温25.6度。午前7時30分、No.6パヤオエリアに到着。水温25.7度。潮色良好。しばらく周辺を走ってみるが、パヤオを発見できず。台風13号が18日頃に沖を通過した影響で切れて流れたらしい。次第に北風が強くなり波が高くなってくる。午前8時、パヤオエリアを離脱して港方向へ。水温が26.2度に上昇。午前8時10分、18.5マイル沖で60cmぐらいのシイラが釣れた。水温26.1度。午前8時30分、17マイル沖で水温26.6度。さらに16マイル沖まで進むと26.8度に上昇。午前9時35分、10.5マイル沖。水温26.9度。午前9時45分、9マイル沖、水温26.5度。午前10時15分、鵜殿の東南東沖5.3マイルの潮目で小魚の群れを発見。水温26.1度。付近を走り回るうち、午前10時20分、80cmのシイラがきたがボートの近くまで寄せたところでバラシ。水温16.2度。午前11時10分、60cmのシイラをキャッチ。水温26.0度。同じ潮目を走り続けるが、その後ストライクなし。お昼近くなって風が止みベタナギになってくる。正午、潮目にフグがたくさん浮いてたので、下野さんに操船してもらってランディングネットですくってみる。空気でお腹をふくらませて浮かんで流れてたフグが、ネットですくうとすぐにしぼんで、生きてることがわかった。風に流されて旅をしてるのか? 午後0時15分、鵜殿の真東沖6.5マイル。潮目の沖側の水温26.7度。岸側の水温26.3度。潮目伝いに北東へ。潮目の方向が次第に沖寄りにかわる。午後0時55分、阿田和の東沖9マイルから南西へ。水温26.9度。午後1時50分、鵜殿の東沖5マイル。水温26.4度。午後2時20分、港の東沖4.5マイルから港方向へ。水温26.6度。午後2時40分、2マイル沖で釣り終了。午後3時帰港。台風13号の波と風でNo.6パヤオがなくなっていたが、近くの潮は1週間前よりはるかによくなった。小型のシイラが釣れだしたので、そろそろ秋の海にかわりつつあるのかもしれない。

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