Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2002年8月前半

■02/08/15 No.6パヤオで1mシイラ1尾。キャスティングは不発

杉本さんグループ5名と一緒に午前6時出港。No.6パヤオを目指す。南東から台風13号の低いうねりが来ているが、ほとんど風もなく晴天ベタナギ。港の前の水温は23.9度で、2日前より2度も上昇している。少し走ると水温が24.4〜24.6度に上昇し、港から7マイル沖で25.0度、11マイル沖で25.5度になる。午前7時、港から12マイル沖でトローリング開始。水温25.5度。午前7時35分、No.6パヤオの2マイル手前に潮目。水温25.7度。午前7時50分、北緯33度29.255分、東経136度22.424分でNo.6パヤオに到着。水温25.7度。パヤオの近くを走るとすぐにロングコーナーで引いていた杉本さんのルアーにストライクがきて、杉本さんがファイティングチェアに座ってファイト。釣れたのは1mのシイラ。その後3回ほど、パヤオの近くを通るたびにシイラがルアーを追うのが見えたがフックアップせず。午前8時30分、トローリングを中断してキャスティングにきりかえる。水温25.8度。パヤオのまわりに25〜30cmのカンパチの子がたくさん泳いでいて、ときおりシイラの姿も見えるが、なぜかヒットせず。釣りをしている最中に、貨物船がパヤオのすぐ近くを走っていったのをあわてて避ける。午前9時20分、ふたたびトローリング開始。水温26.0度。午前9時45分までパヤオのまわりを走り回った後、港方向へ。午前10時、港から17マイル沖。水温26.2度。午前10時30分、13.5マイル沖。水温26.4度。午前10時50分、10.5マイル沖の潮目を越えた所で潮色がよくなり、水温が26.6度から26.8度に上昇。その後、水温が25.9度から26.9度の間で上下を繰り返し、午前11時40分、5マイル沖で27.4度まで上昇。午前11時45分、4マイル沖の潮目を越えた所で水温が27.3度から26.9度に低下。3.5マイル沖で26.4度に低下。午後0時、雨が降りそうになってきたので2.5マイル沖で釣り終了。雨が降りかけている所を通り抜けて午後0時20分帰港。No.6パヤオでシイラが1尾釣れたが、潮の状態は10マイル以内の方がよかった。パヤオにはカンパチの子がたくさん付いていたので、次に行くときまでに釣り方を考える必要がありそう。

■02/08/13 近くではあいかわらず何のストライクもなし

午前8時頃、三輪崎漁港の沖の防波堤を歩いてるとメッキの群れが泳いでいるのが見えた。午前8時10分出港。東沖へ向かう。港の前の水温22.4度。午前8時30分、港の東沖2.5マイルでトローリング開始。間もなく水温が22.9度から23.3度に上昇。午前8時40分、3.5マイル沖の潮目で水温が23.8度に上昇。午前8時55分、5.5マイル沖の潮目で水温が24.1度に上昇。午前9時35分、10マイル沖の潮目で水温が24.4度から24.9度に上昇。潮色がややましになる。午前9時50分、11マイル沖の潮目伝いに南西へ。水温25.0度。そのまま潮目伝いに勝浦沖水中魚礁へ向かう。途中、クジラ漁船が走っているのが見えたが、1隻だけでクジラもあまり多くない様子。午前11時10分、水中魚礁エリア。水温24.7度。水中魚礁の位置を越えて南へ行くと水温が24.4度に下がり潮が濁ってくる。潮目でさらに水温が下がり24.1度になる。潮目の沖側へ出ると水温が24.8度に上昇。水中魚礁を一回りして、午前11時40分、港方向へ。水温25.0度。水中魚礁の1.5マイル北側の水温が24.1度。間もなく24.9度に上昇。午後0時15分、港の南東沖7マイルの潮目で水温が24.1度に下がる。港へ近付くにつれて水温が下がり、5マイル沖で24.4度から24.2度、3マイル沖で23.6度から23.2度になる。午後0時55分、宇久井沖大敷網。水温23.8度。何のストライクもなく、午後1時釣り終了。午後1時30分帰港。この日、さすさみの智丸がカジキを2回フックアップさせて両方ともバラしたとのこと。すさみ沖には多くはないかもしれないがカジキがいるらしい。現在の潮の状態では、カジキを釣るなら潮岬沖、シイラなら沖のパヤオへ行くしかないかもしれない。

■02/08/12 潮岬沖まで行ってシイラ2尾。カジキのストライクなし

宮島さん、柏工さんと一緒に午前6時30分出港。前日の電話で、すさみの智丸に先週カジキのストライクがあったとのこと。週末にクルーザーが何回かストライクさせていると聞いたのを参考に潮岬沖へ向かう。港の前の水温21.9度。そのまま梶取崎沖まで水温は上がらず。浦神沖を過ぎたあたりでやっと22度台に上昇し、田原沖で22.8度になったが、樫野崎に近付くとふたたび下がり始める。午前7時15分、樫野崎の東沖2.5マイル。水温21.8度。午前7時25分、北緯33度27分、東経135度54.5分、樫野崎の東南東沖2.5マイルでトローリング開始。水温23.5度。午前7時35分、北緯33度26分、東経135度54分で黒潮の潮目にさしかかった所から南へ。水温がグングン上昇し、しばらく南下した所で27.4度になる。午前7時45分、北緯33度24分、東経135度54分まで行った所で水温が27.5度から上昇しないのを確認してから北へ。午前7時55分北緯33度25.7分、東経33度25.7分、樫野崎の南南東沖2.6マイルから潮目の南側を西へ。水温26.9度。走るにつれて水温が27.1〜27.5度に上昇。西へ向かうと船速が4〜4.5ノットに落ちる。午前9時20分、潮岬の真南沖2.4マイル。水温27.7度。午前9時40分、北緯33度23.4分、東経135度44分、潮岬の西南西沖3マイルから北東へ。水温27.6度。午前9時50分、潮岬の南西沖1.5マイル、水深100mラインでショートリガーにストライクがきて80cmのシイラが釣れた。水温27.4度。付近を一回りしてから南東へ。午前10時20分、北緯33度22分、東経135度47分から北東へ。水温27.8度。午前10時40分、北緯33度25分、東経135度48.5分、出雲崎の南沖2マイルから南東へ。水温27.5度。午前11時、北緯33度22.5分、東経135度50分から北東へ。水温27.8度。午前11時15分、北緯33度25分、東経135度51.5分から東へ。水温27.5度。潮流が速いらしく船速が13ノットに上昇。午前11時30分、北緯33度25.5分、東経135度54.8分で激流の潮目を発見。付近を走り回る。水温27.6度。午前11時35分、ロングリガーの宮島ルアーにストライクがきて60cmのシイラが釣れた。水温27.6度。午後0時20分、潮目を離れて東へ向かう。午後0時30分、北緯33度25.5分、東経135度58分から北へ。午後0時40分北緯33度27.2分、東経135度59分で黒潮の潮目を越える。水温が24.9度に低下。午後0時50分北緯33度28.5分、東経135度58分、樫野崎の東沖6マイルで釣り終了。午後1時40分帰港。潮岬沖まで行ったがシイラが2尾釣れただけでカジキのストライクはなかった。樫野崎の東沖までは潮が濁っているが、黒潮に入ると潮色よく水温も高い。カジキがいないわけではなさそうだが、そろそろシーズン終盤で数が少ないのかもしれない。

■02/08/11 167cm、20kgのカマスサワラをキャッチ

宮島さん柏工さんと一緒に午前6時30分出港。東沖へ向かう。港の前の水温23.1度。港から2マイル沖で水温が23.6度から23.8度に上昇。午前7時20分、9.5マイル沖でトローリング開始。水温25.0度。間もなく水温が24.1〜24.1度に下がり潮色が悪くなってくる。午前7時45分、13マイル沖で阿田和方向へ変針。水温24.4度。午前8時15分、10.5マイル沖付近で潮色がましになる。水温25.4度。午前8時50分、阿田和沖5マイルまで行った所で東沖へ変針。水温24.5度。午前9時15分、阿田和の東沖8.5マイル付近に潮目。水温25.5〜25.7度。午前9時25分、阿田和沖10マイルで南西へ変針。水温25.8度。南西へ走ると船速が9ノットに上昇。午前10時、鵜殿の東沖9マイルから北へ。水温25.9度。船速が7ノットに落ちる。午前10時45分、阿田和沖7マイルから南西へ。水温25.3度。午前11時15分、鵜殿沖5マイルの潮目伝いに南西へ。水温25.0度。午前11時40分、港の東沖7.5マイルから東へ。水温が24.8度から25.3度に上昇。午後0時、東沖9.7マイルで水温が26.2度から25.4度に下がって、その後安定する。そのままNo.6パヤオへ向かう。午後0時50分、のパヤオの2.5マイル手前で流木がたくさん浮いてる潮目を発見。流木を縫うようにしばらく走ってみたがストライクなし。水温25.5度。午後0時10分、No.6パヤオに到着。7月30日に来たときから位置が大幅にずれていて、GPSに入力した場所のすぐ近くにあった。潮流が速くないからか。水温25.2度。パヤオの近くを走るとすぐにショートリガーの柏工さんのルアーにストライクがあって80cmのシイラが釣れた。その後、1回シイラのチェイスがあったがフックアップせず。午後1時35分、パヤオを離脱して港方向へ。午後3時15分、港から6.5マイル沖でいきなりトップリガーの宮島ルアーにストライクがきた。ラインが100m近く引き出される。宮島君がファイティングチェアに座ってファイト開始。引きはけっこう強かったが、一度止まった後はランがなく、10分足らずのファイトで上がってきたのは167cm、20kgのカマスサワラだった。ストライクがきた場所は、パヤオへ向かう前に一度走った潮目で、水温は25.1度。潮目の沖側は25.5度。付近を一回りした後、午後3時40分、港方向へ。午後4時15分、2.5マイル沖で釣り終了。水温23.5度。午後4時40分帰港。No.6パヤオまで行ったが潮色が濁っていた。港の東沖6〜10マイルのエリアの方が潮色はよいが、カジキの気配はない。この日、錦のチャーター船がNo.2パヤオの沖で120kgのカジキを釣ったとのこと。前さんもNo.4パヤオでカジキをバラしたとのことで、まったくいないことはないようだが、最盛期にしてはカジキの気配がなさ過ぎる。

■02/08/03 潮色回復。水温27度以上。あと何が足りないのか?

午前8時10分出港。東沖へ向かう。港の前の水温25.9度。弱い南風が吹いているだけで、ひさしぶりの快晴ベタナギ。午前8時30分、港の沖1.5マイルでトローリング開始。水温26.3度。午前8時45分、3.5マイル沖に潮目があり、沖側へ出ると水温が27.3度に急上昇。潮色がよくなる。さらに沖へ進むと、ゆっくりと水温が下がる。午前8時55分、5マイル沖から北西へ。水温27.1度。お腹をふくらせたフグが水面に浮いているのをあちこちで見る。午前9時10分、3.5マイル沖で潮目に戻る。潮目を越えると水温が26.6度に下がる。シイラがジャンプしているのが見える。トビウオもあちこちで飛んでいる。午前9時15分、潮目伝いに南西へ。午前9時35分、宇久井沖3.5マイルの潮目の中で流木にシイラが付いているのを発見したがストライクせず。水温26.8度。潮目の沖側の水温27.3〜27.5度、岸側の水温26.6〜26.8度。午前10時、太地沖で潮目が岸側へ寄り始める。潮目伝いに西へ向かうと次第に濁った潮色にかわる。灯明崎沖1.5マイルまで岸に近付いても水温は27.5度。午前10時10分、灯明崎沖1マイルで水温が27.0度に下がる。南東へ向かう。午前10時15分、梶取崎沖1.3マイル、水温27.5度。午前10時25分、梶取崎沖2マイルで潮色がよくなる。水温27.6度。北東へ。午前11時10分、港の沖3.5マイルの潮目の沖側で水温が27.8度からいったん28.0度まで上昇し、すぐに27.6度に下がる。午前11時20分、潮目を離れて北西へ。午前11時25分、2.5マイル沖の潮目から東へ。水温27.3度。午前11時30分、3マイル沖でゴミがたくさん浮いた潮目を発見。水温27.5度。潮目伝いに北へ。潮目の近くを走るとトビウオがたくさん飛ぶのが見える。午後0時20分、鵜殿沖1.8マイル、水深40m地点でUターンして同じ潮目伝いに南へ。水温27.3度。すぐに水温が27.7度に上昇。午後0時50分、港の沖3.5マイルで釣り終了。水温27.8度。午後0時15分帰港。1人だけだったので近くをチェックしたが、水温は27度以上あり、潮色も申し分なかったにもかかわらずノーストライクに終わった。シイラは何回か見えたし、トビウオもかなり多くなってきているので、海の状態は次第によくなりつつあるのかもしれない。カジキが釣れるようになるまでもう一息か。宮島君からの情報では、鳥羽のトーナメントの2日目はNo.2パヤオで釣れたカジキが1本だけだったとのこと。すさみ沖で開催されてた和歌山マリーナシティのトーナメントも2日間でカジキが1本だけとのことで全般に不調。三輪崎沖でカジキが釣れるようになるにしても、いったいどこから来るのか……。

■02/08/02 黒潮の潮筋まで行っても何も釣れない

亀井さん夫妻と一緒に午前6時20分出港。南へ向かい黒潮の潮筋を目指す。港の前の水温25.2度。午前7時、梶取崎沖3マイル、水温23.5度。浦神沖、水温22.7度。午前7時25分、北緯33度28分、東経136度01分でトローリング開始。水温22.5度。ルアーのセッティングは前日と同じで、両コーナーはシイラ用にニューコナジグ12mmと16mmをセット。港を出てからずっと濁りがあったのが、10マイル以上南下してもややましになった程度。間もなく北緯33度27.5分で東への緩い潮流に入る。水温が24.1度から25.1度に上昇。潮色が次第によくなってくる。午前7時35分、北緯33度27分で水温26.2度。北緯33度26.5分で水温27.2度。潮色がよくなり、東への流れが速くなる。午前8時、北緯33度25分、東経136度01分から北西へ。水温27.3度。午前8時40分、北緯33度27分、東経135度59分から南西へ。水温26.9度。午前9時、北緯33度26.5分、東経136度58分、激流の潮目。水温27.2度。西へ走ると船速が3ノット前後しか出ない。午前9時10分、北緯33度26分、東経135度57.5分から北西へ。水温27.2度。午前9時15分、北緯33度26.4分、東経136度57分、潮目伝いに西へ。水温27.3度。船速2.5〜2.9ノット。午前9時55分、北緯33度26.2分、東経135度55分でUターンして東へ。水温27.1度。船速12ノット。午前10時30分、北緯33度27.7分、東経136度03分から西へ。水温27.1度。午前11時00分、北緯33度27.5分、東経136度01.5分から南へ。水温27.0度。午前11時20分、北緯33度26分、東経136度04.8分から北東へ。水温27.2度。午前11時35分、北緯33度28分、東経136度06.8分で水温が26.9度に下がる。午前11時45分、北緯33度29分、東経136度07.5分で黒潮の潮筋を外れ水温が23.8度に下がる。北へ。午後0時、南の風が強くなり波高2〜2.5mmぐらいになってきたので、いったん釣りを終了し港の近くまで走る。勝浦沖あたりから潮色がよくなってくる。午後0時25分、港の南東沖4.5マイルで釣りを再開し北東へ向かう。水温25.0度。間もなく水温が26.6度まで上昇。午後1時15分、鵜殿沖6マイル。北西へ。午後1時30分、鵜殿沖5マイル、南西へ。水温26.4度。午後1時55分、港の沖4マイルに潮目があり水温が27.0〜27.4度に上昇。付近を走り回るがストライクなし。午後2時40分、釣り終了。午後3時帰港。黒潮の潮筋まで行ったがストライクなし。智丸もすさみ沖から椿沖でストライクがないと電話で言っていた。宮島君からの情報では、鳥羽のトーナメントの初日はカジキが1本も上がらなかったとのこと。三輪崎沖から鵜殿沖は次第に潮色がよくなり水温も上昇していたが、小さなルアーを引いてもペンペンシイラも釣れなかった。

■02/08/01 シイラを真剣に狙っても釣れないとは……

亀井さん夫妻、岡さんカップルと一緒に午前9時35分出港。東沖へ向かう。港の前の水温25.0度。すぐに水温が下がり始めて24.5度になる。午前9時55分、港の沖3マイルでトローリング開始。水温24.1度。シイラも釣りたいという希望だったので、両コーナーにニューコナジグ12mmと16mm、カジキ用ルアーを両アウトリガーとセンターにセットする。快晴だが、釣り始めた頃から南の風がやや強くなる。午前10時45分、8マイル沖で水温が24.5度から25.0度に上昇。10マイル沖で25.3度。午前10時55分、10.5マイル沖でマイル沖で水温25.4度。ジグザグに北東へ走ると11マイル沖に潮目があり水温が26.4度に上昇。潮色がよくなる。潮目伝いに北東へ。午後0時、阿田和沖へ。阿田和沖4マイルで水温が23.8度まで下がり、ふたたび上昇し始める。阿田和沖大敷網へ向かう。南寄りの風が強くなり、次第に波が高くなってくる。午後1時25分、阿田和沖大敷網に到着。大敷網の一番沖のマーカーがなくなりブイだけになっている。3カ所のマーカーをチェックしたが、シイラの姿も見えずストライクなし。水温25.8〜26.4度。午後1時45分、大敷網を離れて南へ。鵜殿沖3マイルで水温が24.5度から24.1度に下がる。港の沖へ。午後3時、釣り終了。午後3時30分帰港。天気はよいが、南風の強い日が続いている。三輪崎沖から阿田和沖にかけての潮の状態はかなりよくなっていたが、あいかわらず何も釣れず、シイラのストライクもなかった。そろそろカジキ釣りのベストシーズンのはずだが、いつになったら釣れ始めるのか。

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