Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2002年7月前半

■02/07/14 ビルフィッシュトーナメントin串本2日目は荒天リタイヤ

下野正希プロ、前利伎庸さん、宮島康彦君、キャプテン服部の4人のメンバーで初参加したJGFAビルフィッシュトーナメントin串本の2日目。午前6時出航後にスタートが樫野崎沖に変更になる。午前6時30分頃にスタートフィッシングになったが、沖縄に接近中の台風7号と日本海を東進中の台風8号崩れの温帯性低気圧の影響で南西の風が強く、南からのうねりが前日よりもさらに大きく大荒れになっていたので釣りを断念。そのまま前さんのドライブで三輪崎漁港へ向かう。午前8時に三輪崎漁港に到着。ボートを片付けているうちに南西の風がさらに強くなって、ますます大荒れになる。その後、台風7号は沖縄から東北東へ進み、16日未明に紀伊半島沖を通過して関東方面へ向かった。三輪崎沖は16日いっぱいまで大荒れが続いた。スタート直後に三輪崎漁港へ向かったからよかったが、もたもたしていたら串本港にボートを置いたまま台風が来て危ないことになるところだった。

■02/07/13 JGFAビルフィッシュトーナメントin串本、初日は0-1-0

下野正希プロ、前利伎庸さん、宮島康彦君、キャプテン服部の4人のメンバーで初参加したJGFAビルフィッシュトーナメントin串本の初日。沖縄へ向かって北上中の台風7号と日本海を東進中の台風8号崩れの温帯性低気圧の影響で南西の風が強く、南からのうねりも来ていて、かなり荒れ気味。天候は晴れときどき曇り。午前5時45分に出港し、予定より遅れて午前6時15分スタートフィッシング。3m前後の波の中を前さんのドライブで潮岬沖へ向かう。トローリングを開始してすぐの午前7時に最初のストライクコール。場所は潮岬沖の北緯33度23分、東経135度44分。それからしばらくの間、ストライクコールが途切れる。午前10時過ぎまで潮岬沖から田並沖をチェックするもストライクなく、午前11時過ぎに潮岬沖へ戻る。午前11時30分頃からふたたびストライクコールが入り始め、近くでチャーターの漁船がファイトしているのを確認。その付近を走っていると、午前11時55分、早めのロールコールが始まるった瞬間にトップリガーの宮島ルアーに突然ストライクがきた。10kgのドラグをかけた100ポンドラインがどんどん出ていったが、下野さんがファイトに入ってすぐに軽くなってしまう。ハリ外れのバラシ。その後、付近を走り回ったがストライクなく、午後1時過ぎに串本大島沖へ向かったところで、前方1マイル以内で2隻がファイト中とのコールが入る。そのままファイト中のボートの近くを通過したところで、午後2時ストップフィッシング。午後3時串本港へ帰港。

■02/07/12 トーナメントのプラクティスはノーストライク

JGFAビルフィッシュトーナメントin串本の回航日。7月10日に台風6号が紀伊半島沖を通過、大台、大峰山系に大量の雨を降らせた。11日には波がおさまったが、台風7号が沖縄へ向かって北上中で、さらに台風8号崩れの温帯性低気圧が日本海を東進している。午前8時5分出港。南西の風、晴れ。南から波高1.5〜2mの台風のうねりが来ている。港の前の水温23.0度。南東沖へ向かうと水温が22.5度に下がる。沖へ出ても濁りが取れないので南へ変針。梶取崎沖3マイル付近で水温が21.8度まで下がる。北緯33度32分から31分へ進むうちに濁りが薄くなり、水温が23.8度に上昇。午前9時15分、北緯33度24.5分で黒潮の潮目に到達。まだ薄い濁りが残っていたが、水温が25.8度に上昇したのでトローリングを開始し南西へ向かう。水温は26.5度まで上昇。午前10時、北緯33度21.7分であぶくが浮いてる潮目を通過。水温26.8度。午前10時15分、北緯33度20.7分、東経135度57分で潮目を通過。水温が27.5度に上昇。午前10時30分、北緯33度20分、東経135度56.5分から北西へ。水温27.7度。午前11時、北緯33度21.5分、東経135度55分であぶくが浮いてる潮目を逆方向から再通過。水温が26.8度に下がる。午前11時20分、北緯33度22.5分、東経135度54分で潮目を通過。南西へ向かう。午後0時、北緯33度20分、東経135度51.5分で潮目を通過。水温が27.2度に上昇し、進むにつれてさらに水温が28.0度まで上昇する。午後0時45分、北緯33度18分、東経135度49.2分から北西へ。水温27.6度。午後1時45分、北緯33度20.7分、東経135度46.3分で潮目を通過。水温27.9度。串本港方向へ。午後2時5分、北緯33度23.2分でゴミが浮いてる潮目を通過。午後2時15分、潮目を通過し水温が26.8度に下がる。東への急潮流を横断。午後2時20分、北緯33度25分で濁った潮に入る。午後2時30分、釣り終了。午後3時、トーナメント参加のクルーザー数隻と並んで串本大橋をくぐり串本港へ入港。魚は何も釣れなかったが、串本大島沖の北緯33度20分付近によさそうな潮目があることがわかった。潮岬沖には岬をかわして南東へ出ていく潮流があり、その潮が東への潮とぶつかるあたりもよさそうに思えたが、その詳しい位置まではチェックできなかった。

■02/07/02 カジキのストライクが2回あったがフックアップせず

山岸さんと一緒に午前5時55分出港。午前6時15分まで宇久井沖大敷網のブイまわりでシイラを狙ってみたがヒットなし。水温は20.8度で低くはないが、大雨の後で水潮が回っているのがよくなかったのか、ルアーをチェイスする姿も見えなかった。南東沖へ向かい、午前6時40分、勝浦沖水中魚礁の1.5マイル手前でトローリング開始。水温20.9度。午前6時50分、水中魚礁エリアを通過してそのまま南へ向かう。水温21.3度。午前7時25分、北緯33度30分付近で濁った潮目にさしかかり。水温が22.3度から21.9度に下がる。北緯33度29分まで南下するうちに濁りが取れ、水温が24.9度まで上昇。黒潮に入りボートが東へ流され始める。午前7時50分、北緯33度27分付近の潮目で水温が24.5度に下がる。北西へ走り、潮目の北側で水温が24.8度になった所から西へ向かう。船速が4ノットに落ちる。午前9時55分、北緯33度27分、東経135度57分から南東へ。水温25.0度。午前10時30分、北緯33度23分、東経135度59分の潮目で水温が24.5度に上昇。潮目伝いに西へ走る。午前10時35分、何気なしに後方に目をやるとロングコーナーの宮島ショー・イーにカジキが襲いかかっている。大きな口を開けてパックリと食い付くのが見えると同時に船速を上げる。派手にクリック音が鳴ってラインが出ていったが、ジャンプしないまま100mぐらい走ったところでロッドが元に戻りクリック音が止んだ。スッポ抜けたらしい。ストライクがあった場所の水温25.2度。付近を走ると、すぐに同じルアーにストライクがきて一瞬ロッドが曲がったがライン走らず。午前11時55分、最初のストライクがきた場所のすぐ近くでショートコーナーのモールドクラフトに魚がきてフラットラインクリップが外れた。しかしラインが走らない。そのまま走っていると、今度はショートリガーのサザンクロス30mにストライクがきて大きな水しぶきが上がったが、またまたラインが走らない。ルアーをチェックすると、リーダーにカジキの角で擦った傷が付いていた。潮目の周辺では水温が25.1度から26.0度までめまぐるしく変化。さらに周辺を走り回ったがストライクなく、午後0時40分、カジキのストライクがあったエリアを離れて北東へ向かう。午後1時15分、北緯33度29分付近でショートリガーに110cmのシイラがきた。水温25.0度。そのまま北東へ走ると、すぐに南下してきたときと同じ濁った潮目にさしかかり、午後1時25分、潮目を通過した所で水温が22.4度まで下がる。午後1時35分、釣り終了。午後2時20分帰港。カジキのストライクがあったのは6月14日にマカジキを釣った場所よりも約3.5マイル南。黒潮の境目付近ではシイラが1尾釣れただけでカジキのストライクはなく、その北側は水色が濁っていた。大雨の影響が出ていたのかもしれない。

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