Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2002年6月前半

■02/06/09 キャスティングで80cm級シイラキャッチ

関西釣り場とマナーを守る会の北岡禎嗣さん、安田 淳一郎さん、根来了一さんと一緒に午前5時20分出港。シイラのキャスティングが希望なので、まず宇久井沖の大敷網へ向かう。港の前の水温20.3度。大敷網の北側のブイ周辺から釣り始めると、すぐにシイラがルアーをチェイスしてくる。サイズは70〜80cm。午前6時10分までの間に6回掛けて1尾キャッチ。ライン切れやフック外れ、フックオレのバラシが多い。午前6時40分頃まで大敷網周辺でキャスティングを続けたが、次第に反応が悪くなってきたので、トローリングしながら阿田和沖まで移動することにする。東沖約4マイルまで出て潮目沿いに走ってみるがストライクなし。岸に近い側の潮目へ移動しながら阿田和沖を目指す。午前7時50分、阿田和沖に到着。キャスティングに切りかえると、大敷網の南側のマーカー周辺ですぐにシイラのチェイスがあって、最初の一流しはルアーに掛かるまで追ってくる状態。しかし、すぐにチェイスが途切れる。魚のサイズはよいが、数が多くないのか。午前9時30分までキャスティングを続けて、シイラを掛けたのが6回、キャッチ3尾。サイズは65〜80cm。ふたたびトローリングしながら宇久井沖へ戻る。今度は岸に近い所の潮目伝いに走ってみたが、ソウダガツオのようなストライクが1回あっただけで、トローリングではシイラはぜんぜん釣れなかった。潮目付近でシイラが飛んでいるのが何回も見えたのに、なぜルアーにこないのかわからない。午前10時30分から11時50分まで宇久井沖大敷網周辺でふたたびキャスティング。朝と同じサイズを4回掛けて2尾キャッチ。午前11時50分釣り終了。午後0時10分帰港。天気予報は昼ごろから北西の風が強くなって波が高くなると言っていたのに、午前10時頃から南の風にかわって最後までベタナギのままだった。沖へ行ってたらカジキが釣れたかも。漁船の釣果はカツオはまったくなし。いよいよシーズン終了か。

■02/06/08 潮岬沖でカジキを狙ったがストライクなし。シイラ2尾

関西釣り場とマナーを守る会の立柳さん、古瀬さんと一緒に午前5時10分出港。快晴で弱い南東の風が吹いているだけのベタナギだったので、一気に黒潮の潮筋を目指して南下する。港の前の水温21.1度。午前6時、港から12マイル沖でトローリング開始。午前6時20分、黒潮の北側の潮目にさしかかり水温が24.4度まで上昇。午前6時30分、センターのカツオ用ルアーにストライクがきて25cmぐらいのマルソウダが釣れた。付近を西向きに走ると、午前6時50分、同じくセンターにマルソウダ。ベイトフィッシュがいると判断して、付近を東西に走り続ける。午前9時20分、ショートリガーのオクヘッド24mmにストライクがきて1mぐらいのシイラが釣れた。古瀬さんがファイティングチェアに座ってシイラの引きを楽しむ。その後ストライクなく、午前10時、勝浦沖水中魚礁の真南まで走った所から北上。午前11時、水中魚礁の1マイル手前の潮目を越えると水温が少し上がって22.2度になる。午前11時10分、水中魚礁エリア。水温22.7度。午前11時15分、水中魚礁の近くでクジラの群れを発見。船から30mぐらいまで近付いてくる。午前11時30分、ショートリガーにストライクがきて80cmぐらいのシイラが釣れた。水温22.2度。午前11時40分頃から梶取崎方向へ。午後0時10分頃から港方向へ。港から5.5マイル沖の潮目で流れ藻の塊を発見。周囲を走り回るがストライクなし。シイラの姿は見えているのにルアーに食ってこない。漁船にいじめられたからか。午後0時40分、港へ向かう途中でショートリガーに70cmぐらいのシイラがきたがフックアップせず。午後1時、釣り終了。午後1時15分帰港。タックルを片付けてから川上さんに聞いたら、前日の夕方は港からすぐ近くの所でシイラが何尾か釣れたとのこと。明日のゲストはシイラ釣りが希望なので、遠くまで行かずに近くで釣ることにする。漁船の釣果はカツオが10尾も釣れてなかった。カツオのシーズンはそろそろ終わりか!?

■02/06/02 今シーズン初のカジキのストライクは残念バラシ

午前5時50分出港。南西沖へ向かう。港の前の水温20.0度。午前6時10分。港から3マイル沖でトローリング開始。水温かわらず。午前6時30分、勝浦沖水中魚礁の2マイル手前で知らない間にセンターのカツオ用ルアーに30cmぐらいのマルソウダが釣れてた。水温19.9度。午前6時50分、水中魚礁エリアに到着。水温20.0度。しばらく付近を走り回るが魚の気配がないので南へ向かう。午前7時55分、黒潮の北側の潮目にさしかかる。潮目付近にクジラウオッチングの船が見える。水温が20.4度から23.4度まで上昇。午前8時15分、潮目を西へ走っているとショートリガーのメジマグロ用ルアーに突然ストライクがきて55cmぐらいのキハダマグロが釣れた。水温23.4度。周囲を走り回る。黒潮の流れが速く、東向きに走ると11ノット台、西向きに走ると3ノット台に船のスピードがかわる。午前8時40分頃から西へ。午前9時25分、ショートリガーにストライクがきてアウトリガークリップが外れたが、ラインが一瞬出ただけで止まってしまう。巻き上げてチェックすると、ヒコーキのすぐ後ろのリーダーに傷が付いていた。「カジキか!?」と思って、すぐにセットしなおそうとしていたときに、ロングリガーのサザンクロス40mmにストライクがきた。ロッドが大きく曲がっているがラインが走らない。大きなシイラかと思っていると、船の後方40mぐらいの所で小型のカジキがジャンプしながら右舷方向へ回り込んでいく。後ろ側のロッドにラインが掛かっていたので、それを外してルアーを巻き上げている間にもさらにカジキがジャンプ。20〜30kgぐらいか。「これなら1人でも取り込めるかも」と思っていたら、ロッドが元に戻ってラインの張りが緩んだ。ちゃんとフックアップしていなかったらしい。ほかのロッドにかまわずゴーすべきだったか。ストライクがきた場所はキハダマグロが釣れた潮目の北側でやや西寄り。水温22.9度。同じ潮目を東西に走っていると、午前10時00分、ショートリガーにストライクがきたが、これは70cmのシイラだった。その後ストライクなし。潮目の南側へ出ると水温が23.5度まで上昇する。午前11時20分頃から港方向へ。午後0時25分、梶取崎沖4.5マイルの所でロングリガーにストライクがきて80cmのシイラが釣れた。水温21.4度。午後1時港から2.5マイル沖で釣り終了。午後1時20分帰港。

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