Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2001年9月前半

■01/09/16 ちっちゃなシイラが入れ食い。大きいのはいないのか!?

今井君、中村さんと一緒に午前7時出港。南東沖へ。港の前は濁りが激しい。約1マイルの所で水温25.4度。3マイル沖まで行った所で濁りが取れる。南西へ向かい勝浦沖を目指すが、前日と違ってストライクがぜんぜんない。水温は25度台後半から26.0度。梶取崎の沖に近付くとケンケンの漁船が20隻ぐらい集まっていた。その近くでストライクがきたが掛からず。0.5マイル程沖へ出て、潮目伝いに北東へ。ときどき魚がルアーを触りにくるが、クリップが外れるだけで、ラインが走るところまでいかない。小さなヨコワかカツオか? その付近の約3マイルの範囲を行ったり来たりするうちに、30cmぐらいのヨコワと40cmぐらいのシイラが釣れた。水温は25.5度。午前11時を過ぎて梶取崎沖を離れ三輪崎沖へ。宇久井沖3マイルの所で大きな潮目を発見。30cm弱のヨコワが2尾釣れた。水温26.4度。その付近を走り続けてもストライクがないので、潮目伝いに港の前へ。港へ近付いていく途中。ゴミがかたまっている所でストライクがきて、50cmぐらいのシイラが連続で釣れてきた。同じ潮目伝いに往復するが、ストライクが続かない。港へ向かうと、濁った潮の境目の手前で同サイズのシイラが釣れた。そのまま濁りの境目伝いに走る。シイラのストライクが次々ときて、ほとんど入れ食い状態。サイズは50〜60cmぐらいのばかりで、大きいのはいないみたい。シイラを20尾ぐらい釣ったところで、午後1時50分に釣りを止めて、午後2時10分帰港。港へ帰ったら雨が降ってきて、ボートを片付けているうちにびしょ濡れになった。

■01/09/15 カツオとヨコワが入れ食い。40尾以上

三輪崎のお祭りで漁師はお休み。昼間は港周辺の道路が通行止めになるため、朝出港したら夕方まで車を動かせない。今井君、中村さんと一緒に午前7時10分出港。東南東沖へ向かう。港の前の水温24.2度。少し走るとすぐに25度台前半になる。港の沖約2マイルの所でトローリング開始。ルアーをセットする間もなく、すぐに30cm弱のヨコワが釣れた。水温26.3度。近くのトリヤマを追いかけると、同サイズのヨコワが連続で釣れてくる。宇久井沖の間で40cmぐらいのカツオをキャッチ。三輪崎沖へ戻って。さらにヨコワをキャッチ。いずれも港から25.〜3マイルのエリアで水温は26.45度。午前8時20分頃、熊野川の方から濁りが回ってきた。ストライクもなくなったので沖へ走る。3.7マイル沖で濁りが取れる。水温は26.0〜26.2度。さらに沖へ走り、6.6マイル沖でよさそうな潮目を発見。潮目伝いに鵜殿沖へ。北北東へ走り、港の真東沖5.8マイル付近に近付くと水温が25.8〜25.9度に下がる。魚探に魚の反応がたくさん出るので、そのまま潮目伝いに走って行くがストライクはない。鵜殿沖で水温が25.5度まで下がったのでUターン。しばらく行くと岸方向にトリヤマが見えた。近付く間に鳥はどこかへ行ってしまったが、薄い濁りの中に入った所でストライクがきて35cmぐらいのカツオが釣れた。トリヤマを探す間にもう1尾。トリヤマが見えなくなったので、3マイル付近を南西方向へ。トリヤマや潮目を探しながら走ると、港から2.3マイルの所で40cmぐらいのヨコワが釣れた。水温は26.6度。そのまま走り続けると、小さなシイラやヨコワが退屈しない程度に釣れてくる。そのまま勝浦沖へ。午後2時に勝浦沖で反転して、やや沖寄りを北東へ向かう。トリヤマを発見して近付いていくと、すぐに25〜30cmぐらいのカツオが連続して釣れた。水温25.9度。岸から4マイル付近にいい感じの潮目があり、そのラインに沿ってトリヤマがあちこちにできてる。トリヤマを追いかけていくと次々とストライクがあり、カツオとヨコワがどんどん釣れてくる。しばらくその付近を行ったり来たりしてから、午後4時頃に三輪崎沖へ向かう。午後6時過ぎに港の2マイル沖で釣りをやめるまで、ずっとストライクが続いて、カツオとヨコワが合計40尾以上釣れた。その内約20尾をキープして午後6時30分帰港。港へ帰ったら客船のふじ丸が入港していた。

■01/09/12 下野プロのCS番組取材はノーストライク、ノーフィッシュ

下野正希プロの釣りビジョンの番組取材。10日夜に台風15号が紀伊半島の東方沖を通過。志摩半島をかすめ、遠州灘沖を北東へ移動して神奈川に上陸。11日朝に茨城へ抜けて三陸沖を北上した。8月の台風11号にくらべて雨は大したことなかったが、風と波は今回の方が激しかったもよう。三輪崎漁港の岸壁にたくさんの流木が打ち上げられていた。下野さん、釣りビジョンのカメラの山岡さんと午前6時30分出港。濁りの様子を見ながら東沖へ向かう。港の前の水温23.4度。薄茶色の濁りが広がっているが、台風11号の直後よりはましな様子。沖へ走るとすぐに水温が24度台前半まで上昇。6.5マイル沖で濁りがましになったところでトローリングを開始し、さらに東沖へ向かう。よさそうな潮目が見あたらないので、そのままNo.6パヤオへ行くことにする。16マイル沖で水温が25度まで上昇。小さな流木がたくさん浮いてる潮目を発見したがストライクなし。午前9時20分、No.6付近に到着。水温25.2度。前回パヤオがあったエリアを走り回るが、なかなか見付からない。沖側の水温25.4度。約2マイル四方のエリアを行ったり来たりしたが、パヤオが見付からないので、午前10時40分に港方向へ走り始め、午前11時05分にトローリングを中断して濁りの境目の潮目へ移動開始。正午、港から8マイルの所でトローリング再開。朝よりも1マイルぐらい岸側へ寄った5.5マイルの所で潮目を発見。潮目伝いに南西方向へ向かう。水温25.0〜25.4度。小さな流木やゴミがたくさん浮いていて、いかにも釣れそうだったがストライクがない。そのまま南下し、枝分かれした潮目伝いに勝浦沖水中魚礁へ。水中魚礁付近の水温25.6〜25.9度。しばらく水中魚礁のエリアを走り回るがストライクなし。午後1時40分、水中魚礁のエリアを離脱。そのまま港の前まで走って、午後2時10分、港の前3マイルの所で釣りをやめて午後2時30分帰港。8月24日に下野さんと一緒に潮岬沖へ行ったとき以来のノーストライク、ノーフィッシュだった。

■01/09/02 小さなシイラが入れ食い。ジギングはオキサワラ

大地昭政君と午前5時50分出港。波と濁りの様子を見ながら真東沖へ向かう。港の前の水温24.9度。前日より東寄りの風が強く、波も高い。約5マイル沖でトローリング開始。ほぼ前日と同じ位置で水温が25.5度を超える潮目を発見し、その潮目伝いに北東へ向かう。潮目伝いに走り始めると、すぐに小さなシイラが釣れてきた。阿田和沖に近付くと水温が上がって25.7〜25.8度になるが、さらに進むと水温が下がり始める。潮流は前日とかわりないようだ。阿田和沖まで行ってもトリヤマがなかったので、Uターンして南西方向へ走る。三輪崎沖を過ぎて、宇久井沖まで行った所で再び沖へ向かう。その間、ときどき小さなシイラが釣れてくる。シイラの活性は前日よりも高そう。波が高いからだろうか。宇久井沖から東沖へ向かう。約10マイル沖を過ぎた所で漂流ブイを発見。近くを走るとすぐに30cmぐらいのカンパチと50cmぐらいのシイラが釣れた。ブイのまわりにたくさんの魚がいることが確認できたので、キャスティングとジギングで狙ってみることにする。大地君がミノーをキャストしてみるが、魚は付いてくるのにヒットしてこない。メタルジグにかえると、すぐにヒットがあって65cmぐらいのオキサワラが釣れた。さらにジギングを続けたが、ルアーを切られたり、リーダーを傷付けられたりで、オキサワラはたくさんいるようだったが、釣ることはできなかった。11時前に漂流ブイを離れて、トローリングしながら港方向へ向かう。港から約4.5マイルの所に潮目があり、その潮目に浮いてる流れ藻の近くを通ったら小さなシイラが釣れた。魚がたくさんいそうだったので、潮目伝いに北東へ走ると小さなシイラがどんどん釣れてくる。大きさは30〜65cmとバラバラ。3マイルぐらいの距離を往復する間に15尾ぐらい釣れた。水温は25.5〜25.6度。そのまま粘っていたら、ひょっとしたらカジキが釣れるかもしれないと思ったが、大地君が早めに帰らないといけないということだったので、正午過ぎに釣りをやめて、午後0時30分帰港。

■01/09/01 トローリングでオキサワラ、ジギングでマダイをキャッチ

大地昭政君と午前7時出港。濁りの様子を見ながら真東沖へ向かう。港の前の水温25.1度で1週間前から上昇していない。濃い濁りは約3マイル沖でましになったが、それから先も約5マイル沖までうっすらとした濁りが続いている。さらに沖へ向かい水温が25.6度まで上昇した所でトローリング開始。約8マイル沖あたりで水温が下がり始め25度台前半になる。風が北西から東寄りにかわって東からのウネリが高くなり始めているため、沖のパヤオまでは行けそうもないので、すぐにUターンして水温25.5〜25.6度の潮目伝いに北東へ向かう。両コーナーのニューコナジグに何回もストライクがあるが、魚が小さいらしくなかなか掛からない。阿田和沖に近付くと水温が上がって25.7〜25.8度になる。やや岸寄りにトリヤマを発見。その付近を走ると、すぐにシイラのストライクがあって40cmぐらいのが釣れた。さらに北東へ向かうと、今度は水温が下がり始める。Uターンして南西に向かう。再びトリヤマを発見したがストライクなし。ただ潮目を走っていると小さなシイラが釣れてくる。小さいのは30cmぐらいしかない。鵜殿沖に近付いた所で大きな流木を発見。近くを走ると両コーナーとショートリガーのサザンクロス30mmにトリプルストライク。サザンクロスは60cmぐらいのシイラ、ニューコナジグ12mmも80cmぐらいのシイラだったが、ショートコーナーのニューコナジグ16mmにきたのは80cmぐらいのオキサワラだった。そのまま三輪崎沖まで走っても小さなシイラが釣れるだけだったので、岸寄りの濁ったエリアに入ってカツオか何かいないかチェック。宇久井沖の大敷網をチェックしに行ったら、沖のマーカーブイが残っているだけで、大敷網は片付けられてなくなっていた。マーカーブイの近くを走ったがストライクなし。そのままトローリングを続けていても仕方ない感じになってきたので、ジギングに切りかえることにする。大敷網近くの水深約70mの所で魚探に魚の群れが写ったので、そこで大地君が釣り始めるとすぐにヒットがあった。釣れたのはなんと30cmぐらいのマダイ。ワイルドキャットでマダイを釣ったのは初めて。なんで釣れたのかよくわからないままジギングを続けたが、それっきりアタリがない。その後、八幡出し、サバ瀬とチェックしたが、魚探にめぼしい反応がなく魚が釣れそうにないので、午後1時40分帰港。

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