Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2001年7月後半

■01/07/29 再度カジキを狙ったが80cmのシイラ1尾

前日と同じく甥っ子の楠本誠ら3人と午前7時40分出港。東南東沖へ向かい、カジキが釣れたポイントを目指す。港の前は水温が少し下がって24度台後半になっている。約2マイル沖で水温が26度台に上がったが、26.5度ぐらいからなかなか上がらない。三輪崎沖3マイル付近でトローリング開始。昨日のストライクポイントに近付いても水温は26.5度前後から上がらない。約6マイル沖まで行っても水温が上がらないので、進路をやや南へ向け、勝浦沖の水中魚礁を目指す。水中魚礁付近の水温26.6〜26.7度。水中魚礁のGPSポイントを少し過ぎた所で魚探に水中魚礁らしきものが写った(北緯33度32.762分、東経136度06.567分)。魚の群れらしきものも写っていたので、その付近を走り回るがストライクなし。午前10時30分になってもストライクがないので、水中魚礁を離れて梶取崎方向へ走る。梶取崎沖約5マイルの所に水温が変化する潮目があったので、そのまま潮目伝いに北東へ。昨日のカジキのストライクポイントから2マイルほど手前でショートコーナーの宮島ルアーにストライクがあって80cmぐらいのシイラが釣れた。さらにストライクポイントに近付いた所で、ロングリガーにストライクがきて、ラインがどんどん出ていく。約400m引き出されたところでボートを止めてファイト開始。15分ぐらいかかって引き寄せると、切れた漁網にゴミがからみ付いた大きな塊だった。フックからゴミを外して釣り終了。正午帰港。

■01/07/28 三輪崎沖で70kgのカジキをキャッチ

甥っ子の楠本誠ら3人と正午に出港。真東沖の潮目を目指す。台風6号のウネリが東から押し寄せているが、走行に支障はない。港の前の水温25.5度。約1.5マイル沖の潮目を越えると26度台になる。たくさんの水鳥が集まっていたので、さっそくトローリング開始。そのまま東沖へ向かうと、小さな潮目を越えるたびに水温が上がって、約4マイル沖で26.8度まで上昇する。そのまま7マイル沖まで出たが、水温が27.0度以上に上がらないので、Uターンして水温が変化する潮目へ戻る。途中、流木を発見したが、近くを走ってもストライクなし。三輪崎沖5.5マイル付近の潮目伝いに北東へ向かう。周囲をたくさんの貨物船が走っている。台風を避けて天気待ちしていたのが、一度に出てきたらしい。潮目伝いに走り始めてから10分ぐらいたったときに、ショートラインの宮島ルアーにいきなりストライクがきた。すぐに、ボートの後方約100mの所で100kgぐらいのカジキがジャンプしているのが見えた。他のタックルを片付ける間も、ラインが出るのがぜんぜん止まらない。カジキは激しいジャンプを繰り返しながらラインを引き出していく。ラインが300mぐらい引き出されたところでロッドをファイティングチェアに移してファイトを始めたら、すぐにリールを巻くのが軽くなってしまった。残念、バラシ。ストライクポイントの水温26.9度。そのまま潮目伝いに進む。約3マイル進んだ所で急に水温が下がり26.5度になったので、Uターンして同じ潮目伝いに南西へ向かう。最初のストライクがきてから約1時間後、宇久井沖4.5マイル付近でロングリガーのサザンクロス40mmにストライクがきてラインが突っ走った。魚の姿はまったく見えないが、ラインはどんどん引き出されていく。約400mぐらい出たところでやっと止まったのでファイト開始。魚は比較的楽に寄ってきて、約30分後の午後3時30分にランディング成功。ストライクポイントの水温26.8度。そのまま船べりにしばって港へ向かい、午後4時30分帰港。漁協が土曜日のため休みなので重さを量れなかったが、新宮で魚屋さんをやってる滝岡くんに見てもらった、70kgぐらいだろうとのことだった。ランディング時に波がかなりおさまっていたのがラッキーだった。

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