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18日にすさみの朝元さんから電話があって、智丸は13日に30kgぐらいのマカジキを釣ったとのこと。同日、クルーザーでも同サイズのマカジキが上がっていて、さらに17日にはすさみから5マイル前後の所でクロカワのストライクが3回あってフックアップしなかった。水温はいずれも23度前後。その話を参考にしながら、藤原秀揮君と午前5時に出港。少しでも水温の高い所を目指して西寄りに南下する。港の前は水温19度台後半。勝浦の沖で20度を越え、さらに南下し続けると20度台前半から後半を行ったり来たりする。三輪崎漁港から約20マイルの所で水温が21度を越え、漁船がちらほらと見え始める。しばらく行くと、たくさんの水鳥が飛んでいるのを発見。漁船もたくさん走っている。その場所を通り過ぎて水温が21.4度まで上がった所でトローリング開始。南下し続けると水温が22度まで上がって、その後落ち着く。潮目を越えてさらに南下し三輪崎漁港から26マイルあたりまで進むと今度は下がり始め、21.7度まで下がったところで落ち着いた。それ以上南下しても水温が上がりそうもないのでUターン。水鳥がいた所まで戻って、その周辺を走り回るがストライクがない。魚探には魚の群れが映っているが、ナブラなどは見えない。ストライクなく走り続けるうちに、勝浦の沖でカツオが釣れているという無線が入ってきた。午前11時近くまで、潮目や漂流物の近くなどをチェックしてもてもストライクがないので、勝浦沖へ戻ることにする。水中魚礁のまわりを走り回るがストライクがなし。岸寄りの潮目をチェックしてみることにして梶取崎へ向かってトローリングしながら走っていく途中、藤原君が「あれなんですか」と9時方向を指しながら叫ぶ。あわててそっちを見ると、ボートから50mぐらいの所をカジキの尻尾の先が水面に出て水を切りながら進んでいる。大急ぎでボートを回すが、すぐに見えなくなってしまった。それから約1時間、その周辺と潮目沿いに約1マイルの範囲を走り回るが何の反応もない。午後2時にあきらめて、午後2時30分帰港。結果は今年初のノーフィッシュ。翌日から近くのエリア本気でを狙おうと思ったら、東の風が強くなって大荒れで釣りができなくなってしまった。
前日あまりにもいい天気だったので、午後3時前に急きょ三輪崎へ向かう。午前5時30分、杉戸君、依ちゃん、大地君八木さんと一緒に出港。電話で川上さんに聞いた話では、30マイルぐらい沖まで行かないとカツオはいないとのことだったので、やや西寄りに向けて一気に南下する。20マイルを過ぎても水温が19度を越えたところから上がらない。さらに南下すること30分、水温がじりじりと上がって、28マイルぐらいの所でやっと20度近くになる。漁船の姿がちらほら見えてきたところでトローリング開始。さらに南下して30マイルぐらいの所まで行くと、やっと水温が20度を越える。途中、あちこちに切れ藻が浮いていて、潮目がはっきりしない。水温のかわり目を求めて南南西に向かっていく途中、いきなりカツオ用のルアーをセットした5本のロッドに一度にストライクがきた。1本はすぐにバレて、残りの4本を4人で上げる。途中2本がバレて、上がってきたのは2本だけ。どちらも45cmぐらいのカツオだった。その後、走っても走ってもストライクがなく、三輪崎漁港から約33マイル、潮岬の真南12マイルの所まで行った。水温は21.0度まで上昇。まわりにはたくさんの漁船やクルーザーがいて、ときどきカツオを釣り上げている様子が見えるが、こちらにはストライクがない。そのあたりを走り回っているうちに、クジラの群れが背中を出して泳いでいるのが見えた。3mぐらいのハナゴンドウ5頭から10頭ぐらいの群れらしい。午前11頃まで30マイル付近を走り回ったが、ストライクがないので北へ向かい、そのまま1時間ぐらいトローリングを続ける。かなり北へ走っても水温が19度台から下がらない。串本大島東方沖の遠い所よりも岸に近い所の方が水温が高い様子。25マイルぐらいの所でロープの塊の近くを通ったがシイラもこない。いろんな漂流物の近くを走ってもストライクがないので、トローリングをあきらめ早めに帰ってジギングをしてみることにする。オベラシ沖、三輪崎沖の人工漁礁、サバ瀬とチェックしたが、人工漁礁で大地君が60cm以上もあるエソを釣っただけで、ジギングも不発。三輪崎沖の岸近くの水温は、朝のうち18度前後だったのが、昼過ぎには19.5度まで上がってた。結局、カツオ2尾とエソ1尾を釣っただけで午後2時30分帰港。朝のうち釣りに行っていた川上さんに35cmぐらいもあるアカムツをもらって、帰ってから鍋にして食べたらすごくおいしかった。
■01/05/06 カツオ1尾と110cmのシイラをキャッチ
立柳さん兄弟と午前5時出港。沖の潮の状態が読めないので、やや西寄りに南下する。港の前は水温17度台で、わずかに上昇している。波高1.5mの予報だったが、ほとんど風がなく東からの緩やかなウネリがあるだけで快適な走行。三輪崎漁港から12マイル付近を過ぎると次第に水温が上がって、18度台になるが、はっきりとした潮目は確認できない。なおも南下し15マイル付近を過ぎると、水温が19度台になる。漁船の姿が見え始め、しばらく走ると漁船に取り囲まれてしまった。漁船の群れから抜け出し、三輪崎漁港から18マイル付近でトローリング開始。水温は19.5〜19.8度。まわりをたくさんの漁船が走り回っている。30分ほど走ってもストライクがないので、やや東寄りに場所をかえる。南へ走り水温が20度を超えた所で、いきなりロングコーナーのニューコナジグ12mmにストライクがきた。続けてセンターの3本バリ仕掛けにもストライク。ロングコーナーにきた魚はファイト中にばれてしまったが、センターの魚は無事ランディング。45cmぐらいのカツオだった。タックルをセットしなおして、走りだしてすぐにロングリガーのオクヘッド20mmにストライク。これは60cmぐらいのシイラ。たくさんの水鳥が飛び回っていて、潮目などははっきりしないが、魚がいるらしい。約30分後、少し離れた所で65cmぐらいのシイラをキャッチ。水温は19.8度。19度台の場所の方が漁船が多いので、やや北寄りのエリアを走るが、ストライクが続かない。時間がたつうちに北東の風が強くなり波が高くなってきた。カツオが釣れたエリアをチェックしたがストライクなく、さらに波が高くなってきたので、斜め向かい波で北方向と東方向にジグザグに走りながらトローリングを続ける。水温19.6〜19.8度のエリアを東に走っていたときに突然、ショートリガーのオクヘッド20mmにストライク。立柳弟がスタンディングファイトで強い引きをかわしながら引き寄せると110cmのシイラだった。その後、北上しながらトローリングを続けるがストライクなく、やや波が小さくなった所で釣りを止め午前11時帰港。
荒天続きで4月29日から5月3日まで5日間釣りができず。2日は北東の強風と土砂降りの雨で、まるで台風みたいだった。3日午後に低気圧が去って風が止み、ようやく波がおさまりそうだったので、夕方のうちに氷を積み込んで出港準備をすませる。翌4日午前5時、まだ北西からのウネリが残っていたが、風がないので次第に穏やかになってくると判断して出港。ゲストの中小路太志君の操船で真南へ向かって一気に走る。港の前は水温16.9度。熊野川からの濁りが回って白濁している。5マイルぐらい沖へ出ても水温は17度台までしか上がらない。途中の潮目などをチェックしながら南下し続ける。約18マイル南下したところで、ようやく水温が上がり始める。2マイルほど走るうちに20度台まで上昇。トローリングを開始してからUターンし、19度台のエリアからチェックを始めるが、なかなかストライクがこない。まわりには漁船が2、3隻走っているが、釣れてる様子はない。トローリングを続けるうちに中小路君がダウン。1人であちこち走り回って魚を探す。東経136度線のやや西寄り、三輪崎漁港から20マイルを越えて南下し続け、水温が20.2度のエリアを走っているときに、ロングコーナーのニューコナジグ12mmにストライクがきた。20mぐらい引き出されたラインを巻き取ってる間に、センターの3本バリ仕掛けにもストライクがきた。と思ったら、巻いてる途中で魚がバレてしまった。すぐにセンターにきた魚をランディングすると45cm、1.4kgのカツオだった。ルアーをセットしなおして走り始めると、すぐにショートリガーのオクヘッド20mmにストライク。これは65cmぐらいのシイラだった。同じ場所をしばらく走り続けるうちに、ロングリガーのオクヘッド20mmにストライク。ちょと強い引きで80cmぐらいのシイラが上がってきた。その後、30分ほど付近を走り続けたがストライクなし。北東の風がやや強くなって、次第に波が大きくなり始めたので、トローリングしながら北上。樫野崎沖、三輪崎漁港から14マイル付近で釣りを止めて、午前11時30分帰港。港に着くまで中小路君はずっとバウパースで寝ていた。