Quality Saltwater Game WILD CAT
WILD CAT航海日誌
2000年8月後半

■00/08/30 大荒れで加藤誠司プロの取材中止

加藤誠司プロの取材を予定していたが、荒天のため中止。台風12号崩れの低気圧の影響。

■00/08/28 メタルジグで小さなツバス。カツオはどこ?

朝一番に新宮港の出口のブイでツバスの25cmをキャッチ。小型のメタルジグ。しばらく続けてみたが、1尾しか釣れなかった。その後、岸から2マイル以内の潮目で小型のルアーを引いてカツオを狙ったが、ミノーに1回アタリがあっただけ。同じ潮目を曳縄の漁船が狙っていることもあったが、無線から入ってくる情報ではあまり釣れてないみたいだった。昨日までのカツオの群れはどこかへ行ってしまったのだろうか。

■00/08/27 シイラとカツオ。ちょっぴり秋の気配

女性のゲスト3人を乗せて出港。前日と同じ潮目を狙ったが、1マイル以上沖へ移動していて、航路筋に藻や流木、ゴミが集まっていた。流木のそばを通ったときに25cmぐらいのツバスがストライクしてきて、ファイト中に1mぐらいのシイラが食い付いてジャンプした。グングン引っ張るのを寄せようとすると急に軽くなって、ボロボロになったツバスが上がってきた。カンパチをくわえて走ってただけらしい。ボートのすぐそばまでシイラが追ってきたのでメタルジグをキャストしてみたが、結局釣れずに逃げてしまった。その後、すぐ近くの流木で70cmぐらいのシイラをキャッチ。ストライクがきたのは、すべてスピニングタックルのショートライン。そのまま釣り続けていればもっと釣れそうだったが、ゲストの電車の時刻が迫ってきたので帰港した。イエローフィンで出てた解川さんら3名は、岸寄りの潮目を狙って40cm前後のハガツオ5尾と25cmぐらいのシビマグロを釣ってた。午後は浜松さんと岸寄りの潮目でカツオ狙い。2〜3マイル沖の潮目で25cmぐらいのスマガツオが2尾と同サイズのマルソウダが1尾釣れた。ルアーはスマガツオはミノー、マルソウダはニューコナジグ12mm。ほかにやや大きなカツオらしいストライクが2回あったがバレてしまった。

■00/08/26 沖の潮目でシイラをキャッチ

朝一番に阿田和の大敷網でシイラを狙ったがチェイスなし。めずらしくルアー船が来ていて5人ぐらい釣りをしていた。その後、沖へ出て航路近くで潮目を発見。藻や流木、ゴミがたくさん浮いてた。ていねいに流していくと小型のシイラがときどきヒットしてきたが、サイズは40〜60cmぐらい。もっと小さい30cmちょっとのがルアーのまわりで何回も跳ねてた。延縄のブイ伝いに三輪崎漁港へ向けて走っていくと、端っこの大きなブイの所でやや大きなシイラのストライクがきた。後でわかったことだが、この延縄はサメを狙っていて、2.5〜3mのサメが釣れたらしい。カジキは少ないのか、釣れないとのこと。

■00/08/22 下野プロ取材2日目。キャスティングでシイラとカンパチ

下野正希プロのバスワールド取材2日目。朝一番に阿田和沖の大敷網へ向かう。丸いブイの周辺でシイラのチェイスがあったがフックアップせず。南側の岸寄りのヤグラで釣り始めてすぐにカンパチの子供がヒット。ルアーはサミー115。シイラのチェイスがあるがなかなか掛からず。しばらく続けるうちに80cmのシイラがサミーに食ってきた。さらに1.5m前後のオキサワラもルアーをチェイスしてきたが、すぐにどこかへ行ってしまった。ほかのヤグラでもシイラや小型のカンパチチェイスがあるが、メタルジグやミノーなどを試してみてもフックアップには至らない。もっと朝早く出てきた方が食いがよかったかも。ヤグラが1基、陸揚げされてなくなっていた。午前9時過ぎに沖へ向かいNo.6パヤオを目指す。2週間前にパヤオを確認した場所に到着したが、波が高くてなかなか見付からない。結局、パヤオを発見できないうちに波がかなり高くなり、トローリングしながら引き返すことにする。約30分走ったところでさらに波が高くなったので、トローリングをあきらめて帰港。最後の港の入り口のブイをチェックしてみたが、20cm以下のカンパチらしき魚のチェイスがあっただけで終わった。

■00/08/21 下野プロ取材初日。シイラとオキサワラ爆釣

下野正希プロのバスワールド取材初日。ワイルドキャットでまともに魚が釣れたのは今日が初めて。朝一番は波がそれほど高くなかったので、鵜殿沖3マイルまで一気に走ってルアーを引き始めた。最初のうちストライクがなく、水温が変化している潮目らしき所を中心に流しているうちに、次第に波が高くなってきた。ブルーの防水シートが流れているのを見付けて接近してみると、すぐに110cmのシイラがきた。同じポイントで70cmぐらいのをもう1尾キャッチ。その後、潮目伝いに阿田和方向へ向かい、ベニヤ板が流れている付近で60cmのシイラをキャッチ。潮目を流していくと漂流物がたくさんあり、さらに70cmと120cmのシイラがきた。波が高くなったのでルアーを引きながら三輪崎漁港へ向かい、港から3マイルぐらいの所で130cmのオキサワラがきた。

■00/08/20 寒冷前線通過で大荒れ

寒冷前線通過のため未明頃から雨が降り始めて次第に強くなった。一時は土砂降り。風もだんだんと強くなり、午前8時頃には波が高くなった。いったん出港したが、ほとんど釣りはできず帰港。給油と氷の補給、ボートの掃除をしてお昼前には港を引き上げた。

■00/08/19 初めて潮岬を越えて枯木灘まで行った

樫野崎の手前からルアーを引き始めて、初めて潮岬を越えて枯木灘に入り、田並沖まで行った。古座沖の潮流は南西へ約2ノットで水温26度前後。串本大島沖から潮岬沖にかけての潮流は東へ約2.5ノットで水温27〜27度。串本大島沖の水深500mライン沿いにはっきりとした潮目があった。潮岬の東側は南東へ1〜1.5ノットの潮。水温は最高27.5度。潮岬の西側は水温が1〜2度高い。田並沖でUターンして、帰りに串本大島沖でシイラの60cm50cmが釣れた。60cmはスレ。小型のルアーでシイラを狙えばもっと釣れるかも。午後1時頃にすさみの智丸の船長から電話があって、江須崎沖で2隻のクルーザーがほぼ同時にカジキを掛けてファイト中とのこと。もうちょっと先まで行けばよかった。樫野崎沖でトローリングをやめて走りだしてすぐの所にクジラの突きん棒の船がたくさん集まっていた。三輪崎沖に戻り、午後2時頃から水深30〜50mラインでスピードスターを引いてみたがストライクなし。

■00/08/18 三輪崎沖でジンベエザメと遭遇

鵜殿沖5〜6マイルから勝浦沖の水中魚礁までの間で潮目を中心にルアーを引いて回ったが、50cmぐらいのシイラが1尾釣れただけで、カジキのストライクなし。三輪崎沖6マイルの潮目でジンベエザメと出合った。そのすぐ近くで鳥の群を追いかけてたらシイラが釣れた。熊野川河口から三輪崎沖にかけて、いい潮目ができていたので午後1時頃からシイラを狙ってみたが、1回チェイスがあっただけ。港へ帰ってボートの片付けをしてたら、すさみの智丸の船長から電話があった。カジキが毎日2本、3本、4本と上がってるらしい。ポイントはすぐ近くだとのこと。潮岬方面へ行った方が潮がいいのかも。勝浦から鵜殿にかけての沖合は1週間前より水温が1度前後下がってた。

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